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2012年5月23日 行政情報

介護プロフェッショナルのキャリア段位制度が本年秋からスタートします。

2012年5月11日に「介護職員の処遇改善等に関する懇談会」が開催され、介護プロフェッショナルのキャリア段位制度の開始や認定介護福祉士(仮称)の検討状況が報告されました。

■介護プロフェッショナルのキャリア段位制度

ホームヘルパー2級や介護福祉士の「わかる(知識)」の資格制度を補完し、「できる(実践的スキル)」も評価する仕組みとして検討されています。これにより現場で何ができるのかを証明でき、やりがいとモチベーションの向上につなげようという狙いを持っています。実際に段位の評価を受けるかどうかは各事業者・従業者の判断に委ねられますが、その評価基準は各事業者の人事評価制度に参考になると思われますので、以下の評価シートをご覧ください。制度自体は、本年(2012年)秋からスタート予定です。

■認定介護福祉士(仮称)

以下のねらいで、認定介護福祉士(仮称)制度の検討が行われています。

  1. 生活を支える専門職としての介護福祉士の資質を高め、利用者のQOLの向上、介護と医療の連携強化と適切な役割分担の促進、地域包括ケアの推進など、介護サービスの高度化に対する社会的な要請に応える。
  2. 介護福祉士に対する、他職種、事業者、利用者・家族等からの社会的な評価を高める。
  3. 介護福祉士の資格取得後のキャリアパスを整備する。

詳しくは、以下の資料をご覧ください。

特定協では、継続的にキャリアアップモデルの情報提供等を実施しており、本年も事例研究会の開催を予定しています。現在、事例研究会におけるキャリアアップ制度の発表事業者を募集中です。詳しくは、特定協虎ノ門事務所までご連絡ください。