ホーム 活動報告 全国介護付きホーム研究サミット 第5回介護付きホーム事例研究発表全国大会

2017年11月20日

全国介護付きホーム研究サミット 第5回介護付きホーム事例研究発表全国大会

 2017年11月20日に、当協会主催「全国介護付きホーム研究サミット 第5回介護付きホーム事例研究発表全国大会」をニッショーホール(東京都港区)にて開催いたしました。
 当日は、協賛企業によるブース出展もあり、業界関係者だけでなく、現役の学生やマスコミ等様々な業態から400名以上のご来場をいただき、活気あふれる中スタートいたしました。
 発表事例は、自由なテーマという募集に対し、約90に上る応募事例の中から、有識者を含む選考委員により、厳正な審査から選出された「10事例」を発表。優秀賞は、有限会社ウェルフェア三重 ウェルガーデンみその、最優秀賞は、一般財団法人日本老人福祉財団 佐倉〈ゆうゆうの里〉が選ばれました。
 発表事例と共に、招待講演として、株式会社クラーチより「クラーチの考える介護の未来像」を中村健太郎氏から発表いただき、特別講演として、株式会社あおいけあ 代表取締役 加藤忠相氏より「ご高齢者やご家族、スタッフや地域の方々もみんなが喜ぶ!あおいけあ流介護」を講演いただきました。
 講演の中で、社会資源である高齢者が地域を支えるために、役割をもって活躍している姿が紹介され、今後の自立支援ケアの取組みへ「こんな方法もある」というヒントを得た方もいたはずです。

 新機軸の意欲的な事例と講演を聴講した来場者からは、「利用者様、個人の想いを形にするため、知恵をしぼり研鑽する姿勢に希望を感じました。」「自分の考えが間違ってないという事を認めてもらえた気がする。ただの「労働」として介護をしている介護職が多い中、仕事や活動を増やすことができるように自分に何ができるか考えたい。」と言った前向きな意見も寄せられ、「未来へつながる介護の可能性」を多くの方へ実感いただける大会となりました。
 当協会は、「介護付きホーム」を多くの方へ広め、クオリティの高いケアを実践し、20万人の入居者を支える介護付きホーム」の皆様を今後もご支援し、運営にお役立ていただけるよう、このような大会を通し、情報発信と地域交流を続けて参ります。
 今大会をご支援頂きました厚生労働省、東京都、16もの団体及び約90の応募事例を寄せてくださった介護付きホーム、当日運営を支えてくださった全ての皆様へ末筆ながら、厚く御礼申し上げます。

当日の事例発表、講演を「会員限定」にて、下記URLより視聴可能です。ぜひ、ホーム運営やサービスの向上にお役立てください!
【研修・セミナー動画・資料集】
第5回介護付きホーム事例研究発表全国大会
全国介護付きホーム研究サミット 事例発表動画

https://www.kaigotsuki-home.or.jp/backnumber/summit/2017/126

【優秀賞】
有限会社ウェルフェア三重 ウェルガーデンみその
施設に関わる全ての人のマインドが変わった!ドリームマイスター制度~稼働率98%・離職率0%・満足度99%の事実事例~
スタッフ一人ひとりがドリームマイスター(夢を叶え、感動をあたえる職人)となり、入居者40名全員の「夢を叶え、新たな夢」へつなげていくプロジェクト。夢をもち、叶えていく中での入居者・ご家族・スタッフのマインド変化・効果について紹介。

 
【最優秀賞】
一般財団法人日本老人福祉財団 佐倉〈ゆうゆうの里〉

やわらか食のとろける革命~食のバリアフリー化へ、凍結含浸食導入3食提供実現へ~
食事の醍醐味である「喜び・楽しみ」を味わえる食のバリアフリー化に向け、嚥下困難食を改善したいとの思いから、広島県の特許、凍結含浸法「とろん」という専用調味料を用い、刻み食の方にも見た目そのままとろけるやわらか食を安全に、しかも安価で提供ができる取組みの紹介。