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2014年8月18日 行政情報

福祉用具の重大製品事故報告について(介護ベッド用手すり)

  厚生労働省老健局振興課より、介護ベッド用手すりに関する事故の発生を防止するための注意喚起について連絡がありました。内容は、以下の通りです。

<平成26年8月15日公表の事故の概要>
○事故発生日:平成26年7月6日
○報告受理日:平成26年8月13日
○製 品 名:介護ベッド用手すり
○事故発生地:神奈川県
○被害状況 :死亡1名
○事故内容 :
    当該製品をベッドに設置して使用していたところ、使用者(80歳代)が、当該製品自体のすき間
    に頭部が入った状態で発見され、死亡が確認された。事故発生時の状況を含め、現在、原因を
    調査中。
○備考   :事業者が事故を認識したのは8月7日。

  福祉用具の使用に際しては、利用者の心身の状況や生活環境等に応じた選定がなされた上で、利用者が適切に使用するよう、継続的な使用状況の確認等、安全性を確保する措置を講じていくことが重要です。福祉用具は、介護保険給付の対象種目としての使用、介護保険施設等の設備、備品としての使用など、様々な使用状況が想定されますが、いずれの状況においてもこれらの福祉用具が適切に使用され、事故等の発生が防止されるようご対応ください。

  下記の「消費者庁による公表資料」には、介護ベッド用手すりの事故防止対策(具体例)なども記されていますので、ご確認の上ぜひ参考になさってください。

  これまでに消費者庁及び製品評価技術基盤機構から公表された福祉用具に関する製品事故は、厚生労働省の関係団体である日本福祉用具・生活支援用具協会(JASPA)において公表されています。また、医療・介護ベッド安全普及協議会において、介護ベッドの安全対策に関する資料が公表されています。合わせてご活用ください。