平成15年6月13日(金)に東条インペリアルパレスにおいて「平成15年度特定施設事業者連絡協議会総会」が開催されました。
当日は、正会員56法人・賛助会員3法人、合計59法人が参加されました。
総会の開催に先立ち特定施設事業者連絡協議会の喜多岡陽子代表理事と厚生労働省老健局振興課の香取照幸課長よりご挨拶をいただきました。
厚生労働省老健局振興課の
香取照幸課長のごあいさつ
喜多岡氏は、先般の介護報酬改定において、全体としてマイナス改定となる中で特定施設報酬を維持できたことについて、会員各位のご協力に謝意を表するとともに、次期制度改正においては特定施設を含めた「在宅」と「施設」の中間的な性格を持つサービスのあり方が重要な論点のひとつになるであろうこと、その中で、特定施設が確固とした地位を確保していくためには、我々が高い水準のサービスを提供していることを自ら立証し、その水準の維持向上のために不断の努力をしていくことが不可欠であることを強調されました。
特定施設事業者連絡協議会の
喜多岡陽子代表理事あいさつ
香取氏は、最近、高齢者介護のあり方に関する議論の中で、今までの「施設サービス」「在宅サービス」という二元論を越えて、いわゆる「第3類型」、すなわち住居の提供のサービスと介護のサービスとを様々な形で組み合わせることができるような形態について考えるべきではないかと言われているが、特定施設はいわば制度を先取りするような形でつくられていることについてお話になりました。また、特定施設は、現在の有料老人ホームとケアハウスから、さらにいろいろな居住型のケアを取り込んで大きく発展していく可能性を秘めており、それをつかさどる特定協は、一種社会的な地位と責任を有する公的団体に近い存在として、行政と手を携えつつ発展していっていただきたいとのお話がありました。
新代表理事金澤氏あいさつ
議事については、第1号議案「会則変更の件」第2号議案「平成14年度事業報告の件」第3号議案「平成14年度収支決算の件」第4号議案「平成15年度事業実施計画の件」第5号議案「平成15年度収支予算の件」について全件原案どおり承認されました。また、第6号議案「役員選任の件」(当日差し替え)につきましても、第1号議案の可決に伴い、無投票にて立候補者全員が役員に選任されました。なお、新役員の互選により代表理事・副代表理事も決定いたしましたので、 新執行体制について、下記でご確認ください。
新事務局長は金澤代表理事より株式会社ライフコミューンの沼田泰子が委嘱され、前事務局長の武田雅弘氏は引き続き事務局次長として事務局業務に携わっていくこととなりました。
今年度も皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
| 代表理事 | 社会福祉法人敬寿会 副理事長 金澤敬一 |
| 副代表理事 | 株式会社ナイス・ケアサービス 常務取締役 浅羽 章 株式会社ライフコミューン 代表取締役 佐々木裕志 |
| 理事 | 株式会社アクティブライフ 代表取締役社長 大家信二 東電ライフサポート株式会社 常務取締役 櫻井 理 財団法人シニアライフ振興財団 理事長 巴 純一 株式会社ベターナーシング 代表取締役 福山宣幸 株式会社太平洋シルバーサービス 馬島 茂 株式会社博愛ナーシング 参与 松井健治 株式会社菱栄ライフサービス 取締役社長 宮澤一裕 社会福祉法人ふるさと自然村 理事 山本浩志 |
| 監事 | 株式会社メッセージ 代表取締役 橋本俊明 株式会社東邦企画 代表取締役 駒井 實 |