第2回・第3回定例研究会として、「雇用管理モデル・キャリアアップモデル説明会」を、1月25日に東京（メルパルク東京）で、2月4日に大阪（チサンホテル新大阪）で開催しました。
東京会場は、57法人77名、大阪会場は、45法人63名と、両会場とも多数のご参加をいただきました。2010年度介護職員処遇改善交付金の支給要件に「キャリアパス要件」が追加されることもあり、本テーマに関心が高いことを改めて感じました。
今回の定例研究会は、今年度、厚生労働省から受託した「介護雇用管理改善推進委託事業」の『特定施設入居者生活介護事業における介護従事者定着率向上事業』の一環として、昨年9月より当協議会と?野村総合研究所が一緒に検討してきた雇用管理モデル・キャリアアップモデルのお披露目会と位置づけられるものであり、参加いただきましたみなさんの期待も大きかったのではないかと思います。第1部は「モデルを活用した人事管理の仕組みの整備に向けて」として、?野村総合研究所の安田純子氏よりモデルの概略説明、第2部は「モデルにおける各種制度の説明」ということで、?野村総合研究所の細川幸稔氏よりモデルの各論について説明いただきました。説明後に質疑応答がありましたが、時間が十分でなく、まだまだ議論し足りないという方も多かったのではないかと感じております。（開催後アンケート結果を速報として当ホームページにて紹介しております。）http://www.tokuteikyo.jp/news/description.php?id=363
本モデルにつきましては、各会員事業者（法人）様へ1冊ずつ「雇用管理モデル・キャリアアップモデル 素案」をお送りしております。また、来年度も引き続き当モデルの導入説明会として、より具体的な説明・相談ができる機会を設けたいと考えておりますので、モデルの活用を検討されている事業者様におかれましては、是非とも積極的なご参加をいただきたいと思います。
その他、両開催とも、雇用管理モデル・キャリアアップモデルの説明に先立ち、「①2010年度介護職員処遇改善交付金の『キャリアパス要件』や手続きについて」「②その他人材確保・定着に関する助成金・補助金について」として、当協議会事務局長の長田と事務局員の廣瀬から説明させていただきました。この説明に関しては、最新情報について整理ができ参考になったとのご感想や、介護職員処遇改善交付金の申請手続きの簡素化や申請時期の見直し、増額などのご要望の声が出ておりました。
当協議会では、来年度以降も定例研究会として、事業者のみなさまの関心が高いテーマを選び、説明会や意見交換会を開催することを予定しております。ご期待いただくとともに、テーマへのご要望などございましたら、当協議会ホームページや事務局までご連絡いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
- 会員専用ページに参考資料を掲載いたしておりますので合わせてご覧下さい。
- ・「雇用管理モデル・キャリアアップモデルについて」
- ・「2010年介護職員処遇改善交付金の「キャリアパス要件」や手続について」
- ・「その他人材確保・定着に関する助成金・補助金について」