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2011年6月21日

平成23年度第1回定例研究会を開催致しました。(6月21日)

 去る6月21日に明治記念館におきまして、設立総会後に第1回定例研究会を開催いたしました。
 研究会に先立ち、特定協市原新代表理事より、本日の研究会は非常にタイムリーなテーマであり、是非ご活用いただきたいとのご挨拶がありました。

 

医療法人財団天翁会 天本宏理事長

医療法人財団天翁会
天本宏理事長

 第1部では、記念講演としまして医療法人財団天翁会 天本宏理事長より、「地域包括ケアシステムの今後の方向性」というテーマでご講演いただきました。
 今後増加していく在宅独居高齢者等を地域包括ケアシステムで支えていくための、医療側からの取り組みや課題を分かり易くお話いただきました。また特定施設については、内部にドクターがいないことで、老健などに較べてより自由に医療を選択できるメリットがあるが、地域医療機関とホームとの連携が非常に重要であるとのお話をいただきました。

 

医療法人財団天翁会 天本宏理事長

厚生労働省老健局高齢者支援課
廣瀬泉課長補佐

 第2部では、厚生労働省老健局高齢者支援課 廣瀬泉課長補佐より、「高齢者の住まいに関する制度改正について」というテーマで、介護保険法や高齢者住まい法の改正内容等、来年度の介護サービスに関わる制度改正の内容について、お話いただきました。あまり時間のない中で、ポイントを押さえて制度改正全般の内容について、説明をしていただきました。

 

 当日のアンケートでは、今後の研究会で希望するテーマとして、従来から要望の多かった『認知症ケア』に加えて、『介護保険制度の動向』と『ターミナルケア』についての要望が非常に多く、今後の研究会開催の参考とさせていただきます。