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2012年7月27日

特定施設専門研修(広島会場)を7月27日に開催しました。

 平成24年度の特定施設専門研修、全6回のうち第2回目の専門研修を広島市RCC文化センターにて開催いたしました。第1回目の東京会場に続き、今回も東京都健康長寿医療センター研究所の伊東美緒様、島田千穂様を講師にお招きし、「認知症ケア」「看取り介護」について講演していただきました。

 認知症ケアは会員の皆様から最も要望の多い研修テーマであり、看取り介護は本年度より介護加算が創設されたこともあり、36法人(会員24法人、非会員12法人)、70名(会員49名、非会員21名)の皆様に参加いただきました。

 

認知症ケア研修の様子

 午前の部では、伊東先生より「認知症ケア 周辺症状(BPSD)を読み解く」と題し、研修をしていただきました。不同意メッセージに対しての対応等、実際の施設での事例をもとにした身近な話をしていただきました。参加者の方々も普段直面する場面と酷似した状況の対応に熱心に聞き入っていらっしゃいました。 講義の後は5~6人のグループに分かれ講演テーマについての意見交換や、各施設からの情報交換をしました。

 

看取り介護 研修の様子

 午後の部は、島田先生より「特定施設だからこそできる看取り介護」と題し、研修をしていただきました。家族の方、医師等との関わりの中で実践していく看取りケアの取り組みを、実際の事例に基づき講義をしていただいた後、5~6人のグループに分かれ意見交換や、情報交換をしました。

 午前の部、午後の部ともに両先生には熱心に講演をしていただき、参加者の皆様からも高い評価をいただきました。講演後のアンケートでは、「具体的な現状の施設とリンクする話でわかりやすかった」「目からウロコでした。今後の取り組みに活かしていきたい」等の感想から、「今後も認知症ケアと看取り介護の研修は続けて欲しい」という声もありました。

認知症ケア、看取り介護グループワークの様子