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2011年3月27日 お知らせ

【被災地支援】被災地に支援スタッフを派遣しています(2)

 被災地の状況把握と支援のため、被災地に支援スタッフを派遣しております。

 3月25日(金)から、事務局員の吉松および株式会社誠心の古森様が、宮城県仙台市に入っております。

 2日目(3月26日(土))は、特定協賛助会員の株式会社ナリコマエンタープライズ様から御支援いただいた冷凍おかず等について、まず、冷凍倉庫まで受け取りにきていただける、ニチイ学館様(特定協会員)が運営するニチイのきらめき仙台松森、ニチイのきらめき仙台若林、社会福祉法人康陽会様が運営するケアハウスJ&B、社会福祉法人仙台市社会事業協会様が運営するケアハウス創快館の4施設用に仕分けを行いました。

 その後、特定協会員の社会福祉法人太陽様が運営されるケアハウスインいわきり(仙台市宮城野区)のご様子をお伺いし、株式会社ウェル様が運営される介護付有料老人ホームルポ福室(仙台市宮城野区)にお伺いし、食料等を差し上げております。

 また、午後は、社会福祉法人みずほ様が運営されるケアハウスうらやす(宮城県名取市)を、避難されている介護老人保健施設春風のころ様(仙台市若林区)にお訪ねし、食料等をお届けするとともに、津波による被害や避難生活についてお話をお伺いいたしました。1階部分が水没する津波により4名のご入居者がお亡くなりになり、スタッフは2階以上に避難させられなかった自責の念をお感じになりながら、避難先で献身的な介護を続けておられました。

 次に、株式会社ウェルフェアーフォレスト様が運営されているウェルフェア多賀城様(宮城県多賀城市)を、避難されている仙台富沢病院(仙台市太白区)にお訪ねし、毛布、おむつなどをお渡ししました。震災以来ずっと連絡がつかなかったのですが、3月25日に多賀城市役所から避難先を教えていただき、施設長様とお話しすることができました。津波では1階部分に自動車が転がり込んでくるほどの被害があったとのことですが、ご入居者はご無事だったとのことですが、避難中にお一人が倒れられ、入院先でお亡くなりになったとのお話をお伺いしております。また、ご入居者・ご家族の一部は宮城県内・仙台市内の別の介護施設等へ転居をご検討されているとのお話をお伺いしたので、特定協としても有老協・高専協と協力して、県内・市内の高齢者住宅の空室等をご提案してまいりたいと考えております。また、避難先まで職員の方が通勤することが困難であり、体制の維持に苦慮されておられました。

 3日目(3月27日(日))は、昼ごろまでに、株式会社ゆうあい様(特定協会員)が運営する介護付有料老人ホームはなことばアルカディア仙台(仙台市青葉区)、社会福祉法人青葉福祉会様が運営する光陽ホーム(仙台市青葉区)に食料等をご提供したところです。

 物資の支援も必要ですが、スタッフの疲弊も限度に達する中、人的な支援が必要と感じております。全国の特定施設事業者の皆様におかれましては、現地の特定施設の支援のため支援スタッフの派遣等にご協力を賜りますよう、何卒ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。