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2003年9月13日

第2回 横浜市研究会 (施設見学) [会員活動プロジェクト]

意見交換会の様子。日頃の疑問、
不安を解消すべく、さまざまな質問、
意見が飛び交っていました。

 9月13日(土)から19日(金)の1週間に渡り、第2回横浜市研究会が開催されました。今回は、第1回横浜市研究会に参加された方々のご意見をもとに、横浜市内の会員施設を対象とした相互施設見学を実施しました。期間中、5法人5施設から35名の方々が参加され、普段なかなかできない他施設との交流を持つことができました。

 

 私たち特定協事務局は17日(水)に横浜市旭区の「中銀ライフケア 横浜希望ヶ丘」に赴き、施設見学の様子を取材しました。

 

高級感あふれるたたずまい。
まさに「ファーストクラス」。

 「中銀ライフケア横浜希望ヶ丘」は、横浜駅より相模鉄道の急行で14分の希望ヶ丘駅から徒歩7分の場所にあります。介護付・終身利用権方式の施設で完成から9年経過との事ですが、外観、エントランス、ラウンジはまるで新築の高級ホテルかマンションかと見間違えるほどです。コンセプトにある「ファーストクラスのゆとりと、くつろぎ」をご入居者様に提供されています。

 

ケアセンターを
ご案内いただきました。

  入居時の条件が自立という事もあり、現在ご入居されている188名様の中で、要介護認定を受けている方は40名と少数で、ほとんどの方が要介護度 1 だそうです。その内16名の方は一時介護室にて、残りの24名は居室にて介護を受けておられるとの事です。24時間体制のケアステーション、協力医療機関 (聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院)までも車で4分と、介護・看護体制共に整っています。「当施設は、自立時に入居され、その後介護が必要になり介護室に移動しても、居室は明け渡す必要はありません。介護が必要になっても、ご家族の方がいらした時は、車椅子で居室に戻ることもできます。」とのお話しは副施設長の石川氏。喫茶コーナー、AVルーム、ビリヤードコーナーをはじめとした充実の多目的室が、ご入居者の豊かで快適な生活をサポートしているようです。今後は、外出しての催しものも企画していくそうです。

 

みなさま同じような悩みを
お持ちのようです。

 当日は、(財)シニアライフ振興財団の「トレクォーレ横浜若葉台」(横浜市若葉区)の6名の方が見学されました。ケアセンターでは介護チーフの方が、館内の説明や日々の業務でのご苦労されていることから本音まで、気さくにお話しくださいました。約1時間ほど見学した後、別室にて看護師の方も同席されて意見交換会を行い、見学者の方からの質問にスタッフの方々がひとつひとつ丁寧に答えていたのが印象的でした。また最後に次回は、受入れ側の中銀ライフケア様が見学側の「トレクォーレ横浜若葉台」へ、見学に行きたいとの声もあがっていました。

 

 普段は、日々の業務が忙しく、近くてもなかなか他施設に足を運ぶのは難しいものです。ですが、今回この企画に参加された方の多くから「非常に参考になった」、「今後も他の施設も見学したい」との意見をいただきました。皆様もぜひ、会員同士の交流を深め、日々の業務での疑問や不安の解決の一手段として、お近くの他施設を訪問されてはいかがでしょうか?

 

 特定協事務局ではプロジェクトの一環として出来るかぎりのサポートをして参ります。みなさんのご意見・ご要望お待ちしています。

 

 今回の研究会に関しまして、ご協力いただいた方々にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

期間中のアンケートから