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2006年12月20日

平成18年度 会員活動ブロック別報告[神奈川ブロック]

 横浜市福祉保健研修交流センターにて、神奈川ブロック会員活動が開催され、年末の業務多忙の中、13施設17名の方が参加されました。

 

 今回は、管理職(施設責任者、支配人、事務長等)、看護職員、生活相談員別にグループ分けを行い、あらかじめ設定したテーマについて、各施設での事例、お悩み等をお持ちより頂きました。

 

 開会に先立ち、当協議会馬島代表理事((株)太平洋シルバーサービス:代表取締役社長)より、当協議会の活動内容についての説明と共に「本日の情報交換会を機に、同業他社との連携・交流を図り、特定施設サービスの質の向上による顧客満足、職員の満足に繋げて欲しい。また、今日以降も是非交流を続けて欲しい」との挨拶がありました。

 

 約2時間半にわたる情報交換会の後は、他のグループとの情報共有を図るため、各グループ3分程度の持ち時間で、お話し合いの内容について発表して頂きました。

 

 各グループの発表内容の概要は以下の通りです。

 

【管理職グループ】

<事前設定テーマ>

* スタッフの採用、モチベーション向上への取り組みについて

職員の教育、研修について

<発表内容>

* 質の高い職員の採用が難しい⇒資格取得が出来る環境を社内で構築。

* 離職率が高い⇒“介護"という職種ではなく、会社という“ブランド"で職員を引きつける組織作りが必要。

* 研修⇒外部研修の利用(費用は会社負担)、同役職、各職種別の勉強会をもつ。

 

【看護職員グループ】

<事前設定テーマ>

* 施設内での看護職員の業務、役割について

* 介護職員との連携、良好な関係構築について

<発表内容>

* 看護職と介護職の理解力、認識の相違により問題点のずれが生じる
⇒看護職員・介護職員双方にてカンファレンス、事例勉強会を実施。

* 内服管理について⇒薬剤師が管理するのがベター。

 

【生活相談員グループ】

<事前設定テーマ>

* 施設内での生活相談員の業務、役割

* ご入居者の生きがい作りのご提案について(施設での取り組み事例等紹介)

<発表内容>

* 生活相談員とは何か?⇒何でも屋でなければならない、施設長の補助的役割、現場と家族の調整役。

* イベントへの参加が生きがいか?⇒無理強いは生きがいとならない。「参加しない」という意見も尊重すべき。 等


アンケートから

 今後も引き続きこのような、会員事業者様の交流の場をご提供させていただきたいと考えておりますので、本活動に関し、企画立案、運営に興味をお持ちの方がおられましたら、事務局までご連絡を頂きますよう、宜しくお願いいたします。

 

 本活動の開催に関し、多大なるご尽力を賜りました神奈川ブロック幹事の皆様には、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。