飯田橋にあります、日本私立学校振興・共済事業団 私学振興事業本部にて「平成17年度東京ブロック会員活動」が行なわれました。当日は22施設より28名の方が参加されました。
今回は、特段テーマを設定せずに、日頃の施設業務の中での体験を通じ、皆様がお持ちの疑問、悩み、また施設運営の手法などを自由に持ち寄っていただき、ディスカッションを通して情報共有や問題点解決の糸口を掴んでいただく場として、さらには今後の近隣事業者同士の交流作りの場として、ご活用いただくことを目的に開催されました。約2時間のディスカッション後に、各グループの代表の方に、ディスカッションされた内容について発表していただき、参加された方々同士の情報の共有化をしていただきました。「引続き情報交換をしましょう！」と積極的に連絡先を交換する様子が印象的でした。
当日は、当協議会の奈尾理事も参加、このような活動を継続していくことでお互い切磋琢磨し、業界の質をあげていきましょうというお話がありました。また、事務局に対し、次回はテーマ設定をして実施することを検討してはどうかという提言もいただきました。ご参加の皆様からも「事前にテーマを絞ってはどうか」との声もあがっておりましたので、次回の参考にさせて頂きたいと思います。
参加者の皆様からは、「それぞれの施設の独自性がうかがえて勉強になった。」「他施設の方々の問題点を聞くことができ、ともに考えられたことがよかった。」「思ったより気楽に話すことができ、どこも同じような悩みを抱えているのだとホッとした。」「自分の知らない情報が複数あり､業務へ反映できそう。」という好感触がある一方で、「なかなか本音が聞けなかったような気がする。」「もう少し時間を長く取れるともっと深い内容の話し合い、情報交換が出来たと思う。」「情報交換は良いが、答えが見つからないことも多い。」など、今後への課題もあげられました。参加者の皆様の立場も、活動への期待も異なるため、全ての方に満足していただくのはなかなか難しいですが、少しでも実りの多い活動となるよう、検討していきたいと思います。
今後も、会員の皆様からお寄せいただいたご意見をもとに、本活動を活性化させて参りたいと思いますので、引続きお力添えをお願いいたします。
なお、今回の「東京ブロック会員活動」の開催にあたり、多大なるご尽力をいただきました「東京幹事」の皆様には、この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。ご協力いただきありがとうございました。