去る1月20日(金)、大阪市福島区・新梅田研修センターにて近畿ブロックの単独開催としては初の試みとなる会員活動を実施致しました。
今回は
- 近畿ブロックの会員の皆様同士の自主的かつ活発な意見交換、交流の場としていただくこと。
- 来年度(4月)実施の法制度改正を間近に控え、新たな仕組みやサービスへの対応・取組みをしていかなければならない中で、会員様同士でサービスや運営の質について、お互い刺激し合いつつ、特定施設事業者として適正な運営、サービス提供の在り方について考えていく場を持つこと。
- 直接処遇に携わる職員の皆様方にご参加いただき、各事業所で抱えておられる成功事例・失敗事例等を共有し、情報交換~自事業所へのフィードバックを行うこと。
以上を目的とし、グループ検討会という形で実施させていただきました。
事前に事務局にてグループ検討会のテーマを1転倒事故への取組み、2服薬事故への取組み、3ターミナルケアについて、4職員間の連携について~申送りの方法・記録物の作成等~、以上の4点に設定しました。お申込み段階で希望のテーマをうかがい、そのテーマ毎に、各テーブル5~6名の方同士;計9グループで2時間に及ぶ意見交換を行っていただきました。
その後、各グループで話し合っていただいたテーマ、中身を総括~発表いただき、ご参加いただいた皆様で情報の共有を行いました。熱心にメモを取られる方、お話に真剣な面持ちで耳を傾ける方ばかりで、皆様、気が付けば2時間が経っていたという状況で、休憩を取るのも忘れる程、深く、熱い議論が展開されておりました。
グループ検討会終了後に皆様にお書きいただいたアンケートでは、『大変参考になる意見を聞くことが出来た』『皆、抱えている問題点や悩みに共通項があり、安心した』『今日聞いた他施設の方々の取組みを是非、自身の施設で活かしていきたい』というご意見が殆どで、ご参加の皆様、ご満足いただけたご様子でした。また今後の会員活動を行っていく上でのご要望として、『他施設見学をしてみたい』『介護予防等の専門的な分野の講演会を聴きたい』というご意見も多く、次回以降はお寄せいただいたご要望を参考にさせていただきながら、より中身の充実した会員活動となるよう、努めていきたいと思っております。
最後にお忙しいなか、ご参加いただきました会員の皆様に改めて厚く御礼申し上げます。今後とも宜しくお願い申し上げます。