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2008年11月13日

人材確保に関する講演・情報交換会in東京

 去る11月13日、東京ブロックの会員活動として、日本教育会館一ツ橋ホールにて、「人材確保に関する講演・情報交換会」を開催し、合計32法人50名の方にご参加いただきました。


UIゼンゼン同盟日本介護クラフトユニオン会長の河原四良のご講演

 今年度より、厚生労働省が「高齢者や障害者等に対する介護に関し、国民への啓発を重点的に実施するための日」として「11月11日」を「介護の日」と決めました。これを受けて、その「介護の日」の2日後に、特定施設事業者としても現在の最重要課題である「人材確保・定着・育成」に関する活動を実施いたしました。

 

 第1部では、財団法人介護労働安定センター理事長の野寺康幸様より『介護における人材確保について』、同センター雇用管理部長の吉田康夫様より『介護労働の現状と課題』についてご講演いただきました。


講演の様子

 ご講演では、介護労働実態調査のデータに基づき介護労働全体と特定施設の介護労働に関する課題を整理していただいた上で、年功賃金体系を基本として全産業の女性の平均並の賃金上昇率を確保したモデル賃金体系の導入が必要であるとのご提言をいただくとともに、雇用管理責任者を選任し、努力が適正に評価される雇用管理のしくみを構築する必要があるとのお話をいただきました。参加いただいた皆様からは、「データに基づいた説明でわかりやすかった。」との声が上がっておりました。

 

 第2部では、10グループに分かれ『人材確保・定着・育成』について情報交換を行いました。いずれのグループも活発な議論が展開されました。参加いただいた皆様からは、「他社の取り組みを知ることが出来良かった。今後の参考にしたい。」との感想を多くいただき、こちらも盛会でした。

 

 最後に、第1部でご講演いただいた野寺様より、「事業者の皆様は現在の課題を十分認識されているので、さらに一歩前に踏み出して、現状を解決するために必要な評価制度や賃金体制を作ることが重要である。具体的なシステム、取組みについては、介護労働安定センターとしてもご相談に応じたい。」とのご講評をいただきました。

 

 各グループでのディスカッション内容(発表内容)と、参加者からの声(アンケート)について、一部をご紹介いたします。

ディスカッションの様子

○発表用書式より内容抜粋
<前向きな取り組みの紹介>

【募集・採用関係】

【研修・教育関係】

【評価制度・給与インセンティブ関係】

【コミュニケーション関係】

【その他】

○アンケートより内容抜粋

第1部 講演会について

第2部 情報交換会について

 今後も、皆様からお寄せいただいたご意見をもとに、会員活動を活性化させて参りますので、お力添えをお願いいたします。

 

 また、企画立案、運営にご興味のある方は、お気軽に事務局までご連絡ください。お待ちしております。