ホーム 活動報告 「特定施設看護師キャリア研修会~暮らしを支える看護とは~」を12月5日に横浜で開催しました。

2014年12月5日

「特定施設看護師キャリア研修会~暮らしを支える看護とは~」を12月5日に横浜で開催しました。

 平成26年12月5日に、看護師の方を対象とした「特定施設看護師キャリア研修会 ~暮らしを支える看護とは~」を横浜にて開催いたしました。

 公益社団法人日本看護協会のご後援を頂き、会場には30法人71名が参加し盛況のうちに終了しました。

研修会の様子

 今回の研修会は、看護師や現場の責任者として、それぞれのステージで活躍されている3名の先生による3つのご講演と参加者によるグループディスカッションを行いました。

 

 公益社団法人日本看護協会常任理事の齋藤訓子様による「特定施設に求められる看護ケアの視点」では、超高齢化社会を迎える日本の現状と特定施設の看護師に求められる役割が、さらに重要になることをお話し頂き、介護の現場で働く看護師のための日本看護協会の取組みなど心強いお話を頂きました。

 

 株式会社誠心代表取締役社長の吉松泰子特定協理事による「暮らしの看護」では、自らが入居者様と一緒に過ごすシーンをご紹介頂きつつご入居者様を好きになること、老人ホームで行われる暮らしの看護こそが『ナイチンゲールの看護論』の実践の場であると、暮らしの看護の実践を熱く語って頂きました。 

 

講評・質疑応答中の
特定協吉松理事(右)と
吉村事務局員(左)

 株式会社想統括施設長の吉村仁志特定協事務局員による「介護施設で働く看護師の力と多職種連携のコツ」では、長年の介護現場での経験談を踏まえ、ワークショップを取り入れながら、時には厳しく、時にはユーモアを交えてお話しいただき、参加者の心を掴まれていました。

 

 グループディスカッションは「他職種との連携」、「暮らしの看護」、「看護ケアの視点」、「ケアの自己評価と今後の取組」などをテーマに、他の特定施設での看護業務を知るという貴重な機会として、各グループとも活発な意見交換が行われました。

 実施後のアンケートでは、どの講演も8割以上の方から「満足」と高評価を頂き、今後の開催の要望も多く頂きました。