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2014年10月21日

特定施設専門研修(岡山会場)を10月21日に第一セントラルビルにて開催しました。

研修会の様子

 平成26年度特定施設専門研修(岡山会場)を10月21日に第一セントラルビルにて開催しました。今回の研修には、14法人(会員9法人、一般5法人)、18名(会員11名、一般7名)の方が集まりました。

 

 第1部では、特定非営利活動法人認知症の人とみんなのサポートセンター代表の沖田裕子先生が、「認知症ケア~コミュニケーションケアを中心に~」をテーマに研修を行いました。

 受講生からは、「認知症の方に対して、その人らしい生活をといつも心がけていて、どのようにすればよいかと職員同士悩んでいたが、今回解決の糸口が見えたように思う」、「認知症ケアは、まずコミュニケーションが大事だということがわかり、声かけ、対応については、ネガティブなことを言ってはいけない。一つ一つ確認し、認識した上で、次のことを伝えるというようにしていきたい」、「認知症の方のBPSDが出現する原因・背景を考えるために、センター方式を利用したところがわかりやすかった。今まで、ガイドライン方式と包括的自立支援方式しか利用したことがなかったため、勉強になりました。また、ネガティブな声かけを日頃していることが多いことを反省する良い機会にもなりました」、といった感想が寄せられました。

 

 第2部では、株式会社想事業本部長の吉村仁志先生が、「看取り介護~特定施設における看取りの基本~」をテーマに研修を行いました。

 受講生からは、「看取りに対しての基本的意識を学べた」、「施設での看取りには、ご家族やご本人に都度説明をし、意思確認をしていくことの重要さと、それが達成感を感じられる看取りに導いてくれることを再確認できました。日々の関わりの中で、信頼関係を築いていきたい」「今まで以上に頑張ろうと思う」との感想が寄せられました。

 

 特定施設専門研修は、年度内あと5会場(福岡、東京、長崎、名古屋、香川)にて予定しています。みなさまの御参加をお待ちしています。