平成26年度特定施設専門研修（愛知会場）を2月12日に愛知・日本福祉大学名古屋キャンパスにて開催しました。

　平成26年度特定施設専門研修（愛知会場）を2月12日に愛知・日本福祉大学名古屋キャンパスにて開催しました。今回の研修には、22法人（会員19法人、一般3法人）、36名（会員27名、一般9名）の方が集まりました。

　第1部では、株式会社想事業本部長の吉村仁志氏が、｢看取り介護～特定施設における看取りの基本～｣をテーマに研修を行いました。

　受講生からは、「とてもわかりやすく、他の職員にも伝えやすい内容だった。本人様やご家族様と向き合い、同じ思いが共有できれば、看取りケアが無理なく実践できるような気がした。」「看取り介護とは具体的にどのようなことをすれば良いのか、業務の中で戸惑いを感じていたので、今日の講義を聞き、“家族の代行”をすれば良いとわかり、心の中で納得できた。」「信頼され、最期をご家族様と一緒に迎えさせていただくこの仕事に、またやりがいを感じた。」との感想が寄せられました。

　第2部では、株式会社エヌ・ビー・ラボ　運営本部教育課マネージャーの神谷明美氏が、｢認知症ケア～コミュニケーションケアを中心に～｣をテーマに研修を行いました。

　受講生からは、「認知症の方との向き合い方を学ぶことができた。行動、心理症状は、職員の心理症状との悪循環によるものと知ることができ、今後の対応の見直しを図っていきたいと思った。」「認知症の方への関わりは大変だと思っていた。今回の研修で、視点を変える基礎をしっかり理解して関わっていく、スタッフ間で声かけながらケアしていくことの大切さを学んだ。」「今まで受けてきた講習と違い、事例に対しての解決策ではなく、行動、心理症状が起こる原因の話が聞け、今までとは違った視点で捉えることができ、とてもわかりやすかった。」との感想が寄せられました。