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2015年1月22日

平成27年度特定施設専門研修(広島会場)を1月22日に開催しました

 平成27年度特定施設専門研修(広島会場)を1月22日、寒の入りとなり凛と張り詰めた空気の中、RCC文化センターにて開催しました。今回の研修には、23法人(会員19法人、一般4法人)、48名(会員43名、一般5名)の方にご参加いただきました。

 

吉村先生の講義の様子

グループディスカッションの様子

 第1部では、株式会社想取締役/グラード名古屋駅前施設長の吉村仁志先生が、「看取り介護~特定施設における看取りの基本~」をテーマに研修を行いました。
 参加者からは、「今から看取り(見取り)を始めていくにあたって、心構えみたいなものが少しわかったように思った」、「看取りを特別なことと考えていたが、皆が通る道、心安らかに逝けるお手伝いで良いのだと理解出来た」といった感想が寄せられました。
 また、「現場で体験されたことを織り交ぜながらのお話に、学ぶこと・考えさせられることが多くあった。グループディスカッションも、他の考えを聞く事が出来て良かった」など、他施設の方との意見交換が有意義であったという感想も寄せられました。

 第2部では、同朋大学社会福祉学部社会福祉学科准教授の下山久之先生が、「認知症ケア~認知症ケアから介護の専門性について考える~」をテーマに研修を行いました。
 受講生からは、「改めて自分の対応の悪さや、能力の低さがわかった。向上出来るよう、努めていきたい」、「何度も勉強しているが、今一度考えさせられ、初心に戻る機会になった」といった感想が寄せられました。
 また、「排泄ケアについて、とても参考になった。相手の様子を見て行動することで、見てもらえているという安心感、 心の満足度に繋がるのだと思う」など、“人”として関わるという事を改めて考えさせられたという感想も寄せられました。

 特定施設専門研修は、年度内あと2会場(東京、名古屋)にて予定されています。みなさまの御参加をお待ちしております。