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2009年11月27日

拡大事務局会を開催しました(11月27日)

 平成21年11月27日、通常の事務局員メンバーに加え、地域でご協力いただいている会員の皆様をお招きし、「拡大事務局会」と称した会議をTKP虎ノ門ビジネスセンター(東京)で、開催しました。今回の「拡大事務局会」には、特定施設業界に携わる日頃お世話になっている協力事業者の皆様、40法人52名(通常の事務局員メンバーを含みます。)にお集まりいただき、無事開催できましたことを、この場をおかりして御礼申し上げます。(なお、通常は、毎月第2金曜日に主に東京の事務局員が集まる「在京事務局会」、第4金曜日は全国の事務局員が集まる「全体事務局会」と、月に2回の定例事務局会を虎ノ門で開催しています。)

 第1部は、当協議会の市原理事(株式会社サン・ラポール南房総代表取締役)のご挨拶の後、『特定協事務局からのご報告・ご相談・お願い』と『各地域での取組み紹介』という形で進めました。

 

 『特定協事務局からのご報告・ご相談・お願い』では、事務局長の長田および各プロジェクトから「事業計画および行政折衝の取組み」「介護従事者定着率向上事業」「研修・会員活動の取組み」「広報活動の取組み」「組織率向上のための計画と進捗」をご説明するとともに、特定協の各種事業へのご意見と地域の特定協未入会事業者へのお声かけをお願いしました。「介護従事者定着率向上事業」に関しては、委託先の株式会社野村総合研究所の細川様より「雇用管理モデル・キャリアモデル作成・普及事業」のご説明、心理カウンセラーの沼田様より「メンタルケア相談事業」のご説明をいただくとともに、ホームページの委託先の株式会社ファイブアイの山田様より特定協ホームページの会員紹介ページを自社ホームページとして活用する方法をご紹介いただきました。

 

 『各地域での取組み紹介』では、名古屋市内の特定施設事業者のお取組みを名古屋市介護サービス事業者連絡研究会幹事の吉村様(株式会社想グラード名古屋駅前・グラード浄心統括施設長)より、神奈川県内でのお取組みをかながわ福祉サービス振興会神奈川県特定施設部会会長の島野様(日総ニフティ株式会社執行役員介護企画部長)より、島根県内のお取組みを島根県特定施設有料老人ホーム事業者連絡会会長の加藤様(株式会社ケアガイド代表取締役あおぞら八重垣園長)より、福岡事務局会の取組みを組織活性化プロジェクトリーダーの吉松より、ご説明いたしました。

 このうち、福岡事務局会は、地域の事務局会のモデル事業として、2ヶ月毎に福岡地域の特定施設事業者を対象に意見・情報交換会を開催してきました。この会をきっかけとして、会員から会員へ電話で相談した事や、施設見学を行ったといった例を聞くと、会員同士の結びつきが強化された証と思います。今後の展望として、地域協力者や元事務局員と協力しながら、以下2点を実施していきたく検討しております。1つめは、地域のニーズにあった活動を柔軟に実践する事。地域の声を最大限に生かし、特定協が開催するイベントを、さらに盛り上げていきます。2つめは、特定協は、『東京の話』ではなく、地域の『身近な存在』として存在感を拡大する事。今期はモデル的な取組みであったことから、定員を20名としておりましたが、来年からは、50名に増員して実施していきたく検討しております。上記2点を実施していく為には、組織的な取組みが必要な為、地域会員同士が結束力を固めていかねばなりません。更なるご協力、応援を必要としておりますのでご協力のほど、宜しくお願い致します。

最後に、第1期、第3期の事務局長を務めた武田様よりご挨拶をいただきました。
・発足時108社から現在は約3倍の会員数(10月31日現在では336法人)にまで拡大し、幅広い活動になってきた。
・大きな予算をいただいて人材確保プロジェクト(介護従事者定着率向上事業)などを実施できるようになったことは、事務局体制の拡充あってこそである。
・特定協のホームページを会員事業者が自社のホームページ代わりに活用できるというのは有効な手段だと感じた。
・発足当初から「いつでもこの会をやめることができるのが大切」、「組織のために何かやる」、「『会存続のために活動しないといけない』となった時点で、その組織は存在意義を失いかけている」と考えてきたので、今後とも、事業者および利用者のために活動していただきたい。

 第2部は、会場を移して、特定協事務局行きつけの中華料理店「渝園酒家」にて懇親会を行いました。引き続き51名の方に参加いただき、時間が経つのも忘れ活発な意見交換が行われました。

 最後になりますが、ご参加いただきました皆様、開催にあたってご協力いただきました皆様ありがとうございました。